HDD/SSDのUUID

Linux等でHDD/SSDのパーティションをシステムにマウントする際、
昔は”/dev/sda1″のようなデバイスファイルを
直接指定してマウント元を指定するのが当たり前でしたが、
いつの頃からかデバイスのUUIDを指定するように変化しました。
最近の設定ファイル”/etc/fstab”を見るとUUIDだらけです。
まあ私が手動で追加するときはだいたいデバイスファイル指定ですが、
それでも特に問題は無く、そもそもなぜUUIDを使うのか疑問です。
システム構成の変更に柔軟に対応できるとかなんとか言われることもあり、
確かにHDDを追加したらデバイスの認識順が変わって
“/dev/sdb1″が”/dev/sdc1″になるなんてことはないとはいえないので、
そういう面では安定していいのですが、
先日わけあってGParted等でパーティションを移動して
開始位置が変わったところUUIDも変わってマウントできず面倒なことに。
便利と言われ広く使われるようになった仕組みであっても良し悪しです。
個人ユースだとUUIDの方が使い勝手が悪い気がします。

ちなみに、各パーティションのUUIDは

$ ls -l /dev/disk/by-uuid

で確認できます。