鉛蓄電池は偉大

冬季に自動車のタイヤをスタッドレス
交換せねばならないのは降雪地に住む者の定め。
昨今暖冬で大して積もらないとは言え、
寒い朝の凍結路をノーマルタイヤで走った日には
ひどい目に合うこと請け合いです。

タイヤを自力で換えるとき面倒なのが空気圧です。
昔はガソリンを入れるついでに空気圧を見てもらっていましたが、
セルフのスタンドではそうはいきません。
エアゲージでチェックしつつ
手動空気入れで全身運動をこなします。
とはいえそんなに根性は入れられないので、
安価なエアーコンプレッサーを使ってます。

私が持っているコンプレッサーは車のシガーソケットから
DC12Vを取るタイプで、作業自体は辛くはないものの、
外での作業となるので環境が過酷になることがあります。
まあ切羽詰まってから極寒の中換えるのは自業自得ですが。
で、商用ACからDC12Vを作れれば車ではなく家でできる
と思い立ちました。安易な発想です。
ちょうどEeePCで使っていた12VのACアダプタが余ってます。
しかし、電流は2A取れるし何とかなるだろうという
根拠のない自信は脆くも崩れ去ることに…

シガーソケットの延長コードの入力側をぶった切って
EIAJ3のDC中継ジャックをはんだ付けし、
前述のACアダプタとつないでみたところ、
予定どおりDC12Vが供給できています。
しかしコンプレッサーをつないでも、
5秒に1回ぐらいしか回ってくれません。電流不足です。
まったく役に立たない…orz
ごめんなさい、鉛蓄電池を舐めてました。

実は自動車のバッテリーに使われている鉛蓄電池って、
硫酸の扱いが面倒なものの非常に強力なんですね。
エンジン始動のためのセルモーターを回すために小型車でも
瞬間的には100A程も必要だそうなので、相当な高性能です。
もちろんサイズも重量もなかなかですが。
ちなみにバッテリーの仕様に5時間率というのがありますが、
これは容量の1/5の電流を連続放電して出力電圧が初期値(12V)から
10.5Vに下がるまでの電流の時間積分値で、
値が大きいほど性能がよいことを意味します。

で、思ったのがアイドリングストップ。
住宅地を交差点の度にエンジン止めながら走ってる
軽自動車を最近よく見かけますが、それバッテリーに酷でしょう。
バッテリーの寿命が短くなって廃棄が環境負荷となります。
スペック上の燃費のためにそれが是とされるんですから、
世の中なにかおかしい気がしてなりません。

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