El Capitanのrootless

先週開催されたWWDC2016で発表された新OS Xは
噂どおりmacOSと名称を替え、その名も”macOS Sierra”。
“Sierra”は”山脈”の意で、”Yosemite”や”El Capitan”に比べると
具体性に欠けますが、もしかしてカリフォルニアの景勝地では
もうネタ切れ…ということはさすがないでしょう。

私が”Sierra”と聞いて真っ先に思い浮かんだのは、
これがフォネティックコードの”S”を表すことです。
“S”は19番目なので、漢字Talkの頃からうまくカウントすると、
“macOS Sierra”はMac用OSの19番目のバージョンなのかもしれません。
面倒なので調べるつもりはありませんが。
もしそうなら次は”macOS Tango”ですね。
なんだかUbuntuやAndroidを彷彿とさせます。

まあその話は置いておいておくとして、
“macOS Sierra”はMacBook Proについては2010以降のモデルに対応しており、
MacBook Pro (13-inch, Mid 2012)である私のMacBook Pro
無事インストールできます。
iPhone4Sの方はiOS10のサポートから外れてしまいましたが。

ところで私のMacBook ProはHDD
換装したときに1つ前のYosemiteを入れたままの状態になっています。
El Capitanの新機能に興味がある訳ではないものの、
正式登場から半年を過ぎ、いい加減安定してきただろうということで、
最新バージョンのEl Capitanへとアップグレードしました。
ただ私の使い方の範囲ではEl Capitanになったからといっても、
これといって何も変わることなく、相変わらずです。

しかしひとつ気がかりな事が…
El Capitanにはrootlessなるシステム保護機構が導入され、
rootユーザーでも/Systemや/binなどのディレクトリに書き込みができなくなりました。
詳しくはAppleの開発者サイトをご覧ください。

これによって何か助かることがあるかもしれませんし、
トラブルになることがあるかもしれません。
しかし、自分の所有物が完全に自分の自由にならないというのは
個人的にしっくりきません。
最近はroot権限をもらえて基本的に何でも自由にできるVPSが
クラウド上にある一方で、手元のAndroidスマートフォン
iPhoneが自由にいたぶれないという変な状況になっていますが、
MacやPCは自由であり続けて欲しいものです。

ということでrootlessを無効にすることにしました。
[Command]+[R]キーを押しながらMacを起動することでリカバリーモードになるので、
[ユーティリティー]-[ターミナル]メニューからターミナルを開き

# csrutil disable

を実行するだけで完了です。
次にMacを立ち上げた時にはrootlessは無効になっています。
現在の設定状況は

$ csrutil status

で確認できます。

rootlessによるトラブルに関しては、replicationさんによる
e-Taxのトラブルぐらいしか見つけることができず、
OS Xでの確定申告は諦めた口の私には関係ないことです。
しかしトラブルの芽は事前に取っ払っておくのは選択肢の一つです。
別にサーバ用途ではないのでそこまでセキュアじゃなくていいでしょう。
まあ自己判断ですが。

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