量子アニーリング

いつだったのか覚えていませんが、
タブレットを用いた小学生の学習教材のテレビCMを見たことがあります。
なんだか立方体が展開図から組み上がる絵が見えたような気がしましたが、
これは違うだろうと。
動画化することでその時はわかりやすくなるでしょうが、
じゃあ、n次元の正多面体なんて話になったときにどう理解するのか。
とかく学問は概念の方向に突き進む傾向があり、
動画でしか理解できないような子供が育てば、
その先の教育において支障が出るような気がしています。
やはり言語(数式含む)表記で概念を理解することを
訓練することは重要じゃないかなとか考えてしまいます。

ところで最近量子コンピュータが実働しているそうです。
量子コンピュータといっても昔から言われている物とは種類が違っているようで、
計算によるエミュレーションではなく物理現象を実際に起こして
その結果を観測するという、コンピュータと言うよりは実験機器みたいです。
再現する物理現象は量子アニーリングで、
本物の量子ではなくそれをモデル化した量子ビットを利用して、
量子ビット間の関係性等を変更することで条件設定し、
量子アニーリング後の結果を観測しているみたいです。
うーん、ようわからん。

まあ物理現象を変換して考えるのは一般的で、
機械系を電気系に置き換えて計算するようなことがあります。
例えば、理論的に[ばね]は[コイル]として扱います。
見た目も似てますし(そういうことではない)。
なので、何かの物理現象を量子アニーリングに置き換えるのは理解できますが、
その後のパラメータ操作のイメージがまったく沸かないんですよね。
これは私が量子系を体系立って学んでいないからかもしれませんが、
せめて”Hello World”的サンプルでもないと…

んっ?
まあ人間なんてものは所詮目に見える物しか信じませんからね。