1Kテレビって何?

購入してから10年を迎えようとしている私のテレビ、日本ビクター社製EXE LT-32LC85。
暑いときにバックライトの輝度を上げると冷えるまで画面が真っ黒になる
というトラブルが数年前から発生しているものの、
とりあえず使用できています。

しかし最近バックライトがチカチカしだしました。
ちょうど古くなった蛍光灯のように。
って、昔の液晶テレビのバックライトは蛍光灯の親戚の冷陰極管ですからさもありなん。
テレビの寿命は冷陰極管の寿命で決まると言っても過言ではありません。
最近のはLEDなので状況は変わっているでしょうが。

もうしばらくは我慢しつつ古いテレビを使い続けるつもりですが、
こういう状態だとある日突然ブラックアウトしてそれっきりということもありえます。
ということで近くの家電量販店にどんなものか偵察に行ってきました。

テレビ売り場で驚いたのは、またサイズインフレが起こっていることです。
狭額縁化が著しく、昔の32V型と今の37V型の外観が同じぐらいの大きさに見えます。
もちろん薄型化・軽量化・省電力化・低価格化も激しく、
買い換えてもいいかなという気分にさせられます。

ところで、このところテレビCMで”4K”を連呼しているので、
冷やかしに4Kテレビを見てみると、なるほど綺麗です。
近くによっても画素がほとんど見えません。
しかし値段も4倍といったところでしょうか。
手が出ないとは言わないまでも出したくはないかな。
それに離れてみれば4Kと言えど普通のと大して変わりません。
まあ私の目の悪さも手伝ってはいるのでしょうが。

一通り見て回って気がついたのは販促ポップに”1K”なる表示があることです。
“4K”というのはテレビの横幅の画素数が約4000ピクセルあると言う意味なので、
“1K”だと約1000ピクセルとなるのですが、
それだと720ピクセルのSD画質相当程度になります。
大画面テレビではそんなの今時売ってないでしょう。
現行のフルハイビジョンだと1920ピクセルなので”2K”と呼ばれることがあり、
どうやら”1K”と表示されているのは”2K”のもののようです。
“4K”の説明書きで「フルハイビジョンの4倍の画素数」とかあるので、
売り場の担当者の勘違いで、畳の枚数のような感覚なのかもしれません。

とは言え、もしかして私の認識違いなのかと自信がなくなってきました。
で、改めて調べてみると、やはり私が正解でポップが間違いのようです。
今度店に行ったときに指摘しようかと。

— 後日談 —
1Kとは1366×768ピクセルのことだそうです。
これは2K(1920×1080)との区別のための便宜上の呼び名です。
現在は32型テレビがハイビジョンであるか、
フルハイビジョンであるかの
区別に用いられているようです。
ちなみに40型以上だとだいたい2K
4Kのラインアップになります。
4Kは3840×2160なので2Kのちょうど2倍(面積換算で4倍)ですが、
1Kと2Kの間には約1.4倍の違いしかありません。
まあ面積比はほぼ2倍になるのでそういう意味では正しいとは言えますが。