SUPERBOWL50前半

現地時間2016年2月7日、SUPER BOWL 50が開催されました。
そろそろ大丈夫だとは思いますが、
まだ結果を知りたくない方は以下は読まないように。
なお先日書いたように、
私はデンバー・ブロンコスを応援しているので、目線はそちらからとなります。

まずゲーム前のセレモニーです。
個人的に驚いたことが2つありました。
1つ目はレディーガガの国家独唱です。
彼女って、奇抜な衣装を着て、
変わった歌を歌ってるぐらいの印象しかなかったのですが、
いや歌唱力も声量もかなりのものです。見る目が変わりました。

もう1つはジョー・モンタナの登場です。
彼は隠遁生活を送っているのかどうか知りませんが、
フットボールとは距離を置いているように見え、
かつてのホームスタジアム「キャンドルスティック・パーク」の
取り壊し前の最後のゲームにさえ顔を出しませんでした。
今回は過去のSUPER BOWLのMVPが集まるということで、
まさかの欠席か?とも思いましたが…さすがに出てきました。
今回の開催地がかつて所属した49ersのホームである
サンフランシスコということもあり、一際大きな拍手を受けていました。
ついでにコイントスもしてました。

笑ったのがペイトリオッツのQBトム・ブレーディの登場時に
ブーイングが起きたことです。
これが会場に詰め掛けたブロンコスファンの声なのか、
全米の声なのかは判断しかねますが。
まあ少なくともブロンコスのQBペイトン・マニングとはまさにライバルですからね。
そのマニング自身も過去MVPの取得者でしたが、
その時は控え室で椅子に座る後ろ姿の映像だけでした。生中継っぽかったです。
ただちょっとぐらい出てきて欲しかったような気も。
まあ本人からすればそれどころじゃないか。

いっそのこと試合終了後にマニングと
このSUPERBOWL50のMVPと一緒に
もう一度集まってもおもしろいかとも思いましたが、
もしマニングが敗けていれば出てくる気にはなれないでしょうから、
そんな見切り発車はできませんよね。さすがに。

さて試合です。コイントスに勝ったパンサーズが後半の攻撃を取り、
まずはパンサーズのキックオフ、すなわちブロンコスの攻撃からです。
キュービアックHCらしくランからかと思いきや予想に反してパス・パス・パス。
しかもパスが次々決まってドライブが進む。
もしかして今日のマニング、調子は悪くないのか?
以下プレイ内容を追いつつコメントを挿むことにします。
なお、プレイ内容には誤りや私の思い込みが含まれる可能性があるので、
その辺は織り込み済みでお読みください。

1Qはキックオフをリターンしてブロンコスは自陣20yから攻撃開始。
1&10でドロップバックから中央に10yのパス。1stDown更新。
1&10でノーバックのドロップバックから左に6yのパス。
2&4でドロップバックからセーフティバルブ(?)へのパス失敗。
3&4でショットガンから20yパス。D#のホールディングはディクライン。
敵陣34y地点、1&10でドロップバックからランで7y。
2&3でドロップバックからランで12y。
この時QBマニングはブーツレッグのアフターフェイクを入れている。
この試合を通して、マニングはアフターフェイクをきっちり入れているが、
対するQBニュートンはこの辺おざなり。
試合に対する真摯さの違いとも受け取れる。
敵陣14y地点、1&10でドロップバックからランするも止められる。
2&13でドロップバックから右へのパスはD#がカット。
3&13でのスクリーンパスはゲインなし。
4&12で34yのフィールドゴール成功でブロンコス3点を先制。
残り時間10:43。
キックオフをリターンしてパンサーズは自陣19yから攻撃開始。
1&10でショットガンからオプションでRBに持たせる。
2&8バックからオーディナルをかけてプレイアクションもパスはオーバースロー。
この日のQBニュートンのパス精度はよくない。
3&8でかなりのクラウドノイズ。
この日のクラウドノイズはブロンコスO#時も大きいが、
パンサーズO#時の方がひどい気が。
ショットガンからランも止められる。
しっかり確認したわけではないがニュートンのアフターフェイクはこの時ぐらいかも。
このドライブは3&out。ニュートンの調子はよくはなさそう。
4&1でパント。自陣29yから敵陣25yまで陣地回復。
残り時間9:19。
ブロンコスは自陣25yからの攻撃。
1&10でノーバックのショットガンからスクリーンパス。ランアフターキャッチで8y。
2&2でドロップバックからラン。 セカンドエフォートでロスは免れる。
3&1でショットガンからショートパスも3&out。
ロングも狙えたように見えたのだが。
4&1でパント。自陣38yから敵陣15yまで陣地回復。リターンは止める。
残り時間7:23。得点は0-3。
パンサーズは自陣15yからの攻撃。
1&10で10y越えのパスをするも失敗。がパンサーズはチャレンジ。
しかし判定は覆らず。
結果的にタイムアウトを1つ失い、チャレンジできるのはあと1回とピンチに。
このプレー、レシーバーが倒れるときにボールと地面の間に
きちんと手がはいっているように見えはするものの、
グランドヒットの直後にボールの端っこが地面に着いているように見え、
リバースはされないだろうという私の予想どおり。
ニュートンの調子が今ひとつということもあって、
果敢にチャレンジしたのかもしれませんが、早まったでしょう。
2&10は多分スペシャルプレー。
ジェットスイープを絡めたオプションプレーっぽかったものの、
おそらくは決め打ちのランで、これは止めらる。
3&10で多分ロングパスを狙うもプレッシャーがかかり
LBミラーがQBサック。その際ボールを書き出してファンブル。
そのボールはエンドゾーン方向でブロンコスが抑えタッチダウン。
その後のエクストラポイントも決めて7点を奪います。
このプレー、ブロンコスがD#で得点したわけですが、本当によかったです。
数ヤード残してO#に回ってたらFGで終わっていたかも。
残り時間6:27。得点は0-10。
キックオフをリターンしてパンサーズは自陣21yからの攻撃。
1&10でショットガンからオプションっぽいものの、
左のRBにピッチしてランアフターキャッチで15yほど前進。
パンサーズはこの日初めての1stDown更新。
1&10でショットガンからオプションプレーでRBに持たせる。
ロングゲインとなるもののファンブル。しかし何とか自身でカバー。
2&8でショットガンからパスもオーバースローで失敗。
ニュートンいいとこなし。
3&8でショットガンからパスを狙うも今度はLBウェアにサックを喰らう。
これで攻撃権入れ替えかと思いきや、
プレー後にCBタリブが暴言を吐いたらしく15yの罰退で1stDownも与える。
パンサーズは自陣45yからの1&10でドロップバックからラン、
2&8でクイックスクリーンパスを繰り出すも、
続く3&4でショットガンからパス失敗。と言うかD#にカットされる。
4&4で50y付近からパントを蹴り敵陣13yでフェアキャッチ。
残り時間3:12。得点は0-10のまま。
部論越すは自陣13yからの攻撃。
1&10でドロップバックからのプレイアクション。
ワイドオープンのレシーバが取るもランアフターキャッチで1yしか稼げず。
2&3でドロップバックからのランは止められる。
3&3でショットガンからのパスはOLのアサインメントミスでサック。
LBキークリーとの間に何も無かったQBマニングは恐怖したことでしょう。
結局4&14でパント。自陣10yから敵陣37yまで戻し、
さらにレシーブチーム側に反則があって10y罰退。
残り時間1:15。
パンサーズは自陣27yからの攻撃。
1&10でショットガンからオプションプレーもニュートンの判断が遅い。
RBが持ったもののファンブルぎみにロス。
2&11でショットガンから20y越えのパス。
レシーバーはストップパターンでD#を振り切ってキャッチ。1stDown更新。
1&10でショットガンからセーフティバルブへのスクリーンパスっぽい。
これで1Qが終了。

2Qはパンサーズが自陣46yからの攻撃で再開。
2&11でショットガンからスクランブル(?)で10yほど進も、
ニュートンが走った、というか走れたのって結局この2Qぐらいか。
ミラーとウェアのパスラッシュが激しさからTがフォルススタート。
以後このパターンが何度か見られる。
おそらく1Qの結果からブロンコスD#はパスラッシュが有効な事を確信し、
アグレッシブなプレーコールを展開したのではないか。
1&15でスクランブルで7y。
2&3でショットガンからオプションでRBに持たせる。
3&1でドロップバックからプレイアクションでスクリーンパス。
ランアフターキャッチで15y。
敵陣15yの1&10でショットガンから5yのパスと8yのランアフターキャッチ。
しかしCBタリブが止めるためにフェイスマスクに手をかけて反則。
あと1yから1stDownでRBがダイブでTD。
しかしこれ私はプレーコールミスではないかと。
この日ニュートンは低調なものの、復活の兆しが見えたところ。
ここはニュートンを調子に乗らせるためにQBランでもよかったところ。
RBにダイブなら2ndDownでも3rdDownでもできたはずで、
1stDownでやる必要はなかったかと。
これが原因とは言えないものの、その後ニュートンが復調できなかったのは事実。
残り時間11:25。得点は10-7。
キックオフはタッチバックでブロンコスは自陣20yからの攻撃。
1&10でドロップバックからプレイアクション。
しかしマニングがスリップしてパス失敗。
すかさずパンサーズがチャレンジしてサックへと判定変更に成功。
2&17でショットガンからロングパスを狙うもD#がカット。
3&17でショットガンからのアンダーニースへのパスは
レシーバーがタックルされて失敗に。
4&17のパントシチュエーションでキッキングチームの反則から5y罰退。
4&22でのパントでは自陣8yからのキックで
敵陣49y付近でうまく外へ出しリターンさせない。
残り時間10:46。パンサーズの自陣49yからの攻撃。
1&10でショットガンから多分オプションでRBに持たせる。
2&8でやったのは多分スペシャルプレー。
ノーバックのショットガン、バンチ隊形からスイングパスでWRギンへ、
そしてギンがフォワードパスを試みるもレシーバーが空かずそのままラン。
策に溺れた恰好となる。
3&12でショットガンからのパスはカットされる。
4&12でパント。自陣48yから敵陣25yに蹴り入れる。
キッキングチームがリターナーを取り囲むようにしていたため、
普通ならリターナーはフェアキャッチするところだが、
意表を突かいてそのままリターン。
61yのパントリターンはSUPERBOWL記録となった。
このプレー、スペシャルチームのスペシャルプレーではないかと。
ここまでの試合運びからD#は計算できそうなものの
O#でのドライブが簡単でないことは明らかで、
こういう状況ではスペシャルチームが局面を打開することは多々あり、
多少無理してでもリターンするコールだったのかもしれません。
残り時間9:11。ブロンコスは敵陣14yからのレッドゾーンO#。
1&10でショットガンからアンダーニースへのパス成功。
2&3でドロップバックからドロープレー。
3&1でドロップバックから多分オーディブルでショットガンに変更するも
サイドラインがタイムアウトを取ったっぽい。
どうあってもキュービアックHCはパスさせたくないのか?
なんか悪意すら感じる。
結局3&1でドロップバックからのランは止められる。
しかし4&1でギャンブル。ドロップバックからのランで
1stDowm更新かと思いきあOLのホールディングを取られて10y罰退。
これでギャンブルを諦め、4&11から33yのFGで3点加算。
正直このあたりのプレーコールには疑問符が付きます。
残り時間6:58。得点は13-7。
キックオフはタッチバックとなりパンサーズの自陣20yからの攻撃。
1&10でショットガンからセーフティバルブへパスするもドロップ。
QBニュートンの調子もさることながら、レシーバー陣もよくはなさそう。
2&10でショットガンからオプションのQBキープで15y稼ぐ。
ボールが転がったもののファンブルではなくダウンの判定。
しかしO#のアンネササリーラフネスの反則で15y罰退。
1&10でショットガンからまたもオプションで今度はRBへ。
しかし11yほど進んだところでファンブルしターンオーバー。
残り時間は6:32。ブロンコスは自陣40yからの攻撃。
1&10でドロップバックからの10yのパスをレシーバーがドロップ。
ブロンコスO#の調子もパンサーズO#と似たり寄ったりか。
しかし2&10でドロップバックからランで35y前進。敵陣26yまで進む。
1&10、続く2&7ではドロップバックからラン。
が、3&8でショットガンからのパスでインターセプトを喫する。
おまけに15y走られる。
このプレー、見えているはずのDBがQBマニングには見えていないが如くで、
ときどきありますよね。
残り時間4:23。パンサーズの自陣39yからの攻撃。
1&10でショットガンからのパスもサックされかかって投げ捨て。
2&10でショットガンからのランはロス。
3&10ショットガンからのロングパスはDBにカバーされて失敗。
これで3&out。チャンスを生かせません。
4&10でのパントはタッチバック。
残り時間3:17。ブロンコスの自陣20yからの攻撃。
1&10のピストルフォーメーションからのスクリーンパス。
そしてランアフターキャッチ。
2&2でドロップバックからランするもゲインなし。
3&2でショットガンからのパスはドロップ。
マニングのコントロールが定まりません。
4&2のパントで敵陣19yへ戻す。
2ミニッツワーニングを経て残り時間1:55。パンサーズ自陣19yから攻撃。
1&10でショットガンからスクランブル(?)。
2&8でまたもTがフォルススタートを犯し、
2&13でショットガンからオーディブルでロングパスを狙うも、
レシーバーが空かず投げ捨て。
パンサーズがタイムアウト。
3&12でショットガンからパスで24y。
サイズのミスマッチが効いて1stDown更新。
1&10でショットガンからパスもカバーされて失敗。
2&10でショットガンからアンダーニースへのショートパス。
3&3でショットガンからデザインっぽいQBランで6y。1stDown更新。
パンサーズは最後のタイムアウトで時間を止める。
残り時間は0:18。
1&10でショットガンのバンチ隊形からのパスはプレッシャーがきつく失敗。
もう時間がなく、2&10でショットガンからのロングパスは、
投げる前にLBウェアが届いてサック。
前半を13-7のブロンコスリードで折り返します。

私の独自プレビューでブロンコス勝利の条件に、前半リードすることと
相手QBニュートンを負のスパイラルに落とすことと書きましたが、
見事にハマりつつあります。
ブロンコスD#はLBのラッシュでパスを封じると同時に、
スパイしたりしつつオプションのQBランも封じています。
RBのランも封じているのはうれしい誤算です。
O#はパスがどうにもうまくいかず、ランもコンスタントに出せず、
点差をつけられない厳しい戦いですが、
なんかブロンコス勝てそうな気がします。

ついでなのでハーフタイムショーについて。
主演がコールドプレーで、ブルーノ・マーズとビヨンセが脇役でしたが、
やっぱりああゆう場所ではバンドより、
マスゲームっぽい統率されたダンスパフォーマンスが映えますよね。
主役が入れ替わってるような気がしたのは私だけではないはず。

さて、後半に続きます。