クラウドファウンディング

最近はほとんどないのですが、
一昔前は仕事でいろいろなところへ行く機会があり、いろんな店で食事をしました。
おじさん連中と一緒だと安い居酒屋に連れていかれるのには閉口しましたが、
一人の時は帝国ホテルでディナーを食べたり、
赤レンガ倉庫でボジョレーヌーボーをがぶ飲みしたりと散財しまくってました。
おのぼりさんの正しい行動ですね。

ランチもいろいろ食べました。
東京の人形町付近を訪れたとき、昼は「玉ひで」で親子丼食べよ、
とか思っていたら、取引先が弁当を出してくれて思わずキレそうになりましたが、
まあ相手に悪気はないので。
実際に食べて今でも思い出に残っているのは渋谷の「唐そば」ですね。
とにかく感動するほどうまかった。
私は元来少食なのでやめておきましたが、あのスープはおにぎりが欲しくなりました。

そんな出張グルメで、自分が食べた情報を発信したり、
誰かが持ってる情報をデータベース化して
PCでみられるようになったらいいのに、とか考え、
職場で勝手に立てたLinuxサーバ(といっても仕事に必要)に
ウェブアプリを作りかけたりしたものです。

当時はグルメサイトなどまだ存在していませんでしたし、
もし私が立ち上げていたら今頃億万長者になってたのかも、
って、単なる妄想です。
当時はサーバを立てるような常時接続回線は
個人で使えるようなものではありませんでしたし、
レンタルサーバーも手の届くものではありませんでした。
それに私はイノベーションは得意な方ですが、
オペレーションにはあまり興味がなく、実際の商品(サービス)に
仕立て上げたり営業したりするのは得意ではありません。
立ち上げたとしても豪快にコケたことでしょう。
というかそれがビジネスになるという発想がそもそもありませんでした。

さて、最近クラウドファウンディングなるものが流行っています。
これまで起業と言えば、自己資金がなければ金融機関から借金したり、
エンジェルなどの投資家を説き伏せて出資してもらったりしてきたのですが、
インターネット上でたくさんの方から少しずつ出資してもらう
次世代の起業方法がクラウドファウンディングです。
正確には出資ではなくて、お礼をもらうために寄付しているだけですけど。
このクラウドファウンディング、何が問題って、
確かにイノベーションの部分は見えるにしても、
オペレーションの部分が見えなくて怖いんですよね。
ニュアンスがちょっと違いますが、これも「死の谷」かと。
やはりイノベーターといえども、優秀なオペレーターがついていないと
ひどいことになる可能性を孕んでいます。
本田宗一郎氏に対する藤沢武夫氏だとか、
スティーブ・ジョブスに対するティム・クックみたいなイメージですね。

そんな理由もあって、私はこれまで参加することはなかったのですが、
この度BONDICを支援しました。
もうしばらくすれば商品が届くと思われるので、
使ってみてから感想等書こうかと。