ポケとるで始まった任天堂のスマートデバイス戦略

今年初め、Nintendo3DS用のF2Pなゲームとして登場した”ポケとる”が、
βテストを経て、スマートデバイス(Andorid/iOS)へ正式提供となりました。
任天堂としては、これまで非ゲームでのスマートデバイス展開はあったものの、
ゲームを配信するのはこれが初めてと思われます。
ちなみに”ポケとる”は昔からある3マッチ落ちもの系パズルゲームです。

“ポケとる”のスマートデバイス版は、
故岩田前社長によって今年春に発表された
DeNAとの資本提携の一環ではないのでしょうが、
そこから集めたデータが今後のために役立てられるものと考えています。

さて、今回の本サービスに際し、
3DS版とのプレーデータの共用ができるようにならないかな、
と期待していたものの、残念ながらなりませんでした。
それどころか同じニックネームを入力しても、
複数デバイスでデータ共用できません。引越しができるだけです。
データは端末に保存され、端末に紐付いているということですね。
複数のAndorid/iOSデバイスを使い分け、
データはクラウド上に置いてどこからでも見られる状況に
すっかり慣れてしまった身にはかなり辛い。

もうすぐ収束するクラブニンテンドーの後継の
新ユーザー管理システムの立ち上がり後に、
この辺に対し何らかの改善がなされる可能性はありますが、
期待しないで待っておくことにします。

ちなみに、スマートデバイス版を多少進行すると、
3DS版に配信されたパスワードを入力することでアイテムがもらえ、
逆にスマートデバイス版配信されたパスワードを
3DS版に入力することでコイン等がもらえます。
なんだかクロスメディアっぽくはしてありますが、
実のところ任天堂が何を狙ってこんなことをしているのかは分かりません。
いろんな意味でスマートデバイス版から3DS版に移るユーザは
極めて限定的と思われるので、
3DS版のユーザをスマートデバイス版に導いて広告で稼ぐとか?

正直プレーデータが別である以上、単なる暇つぶしを除いて、
両方ともプレーするユーザは稀でしょうし、
3DS版で現時点での最終220面をクリアしている
私のようなユーザにとってはスマートデバイス版を
プレーする動機が薄いんですよね。
“ポケとる”って先に進むと苦行のようになるので、
もう一度あれを繰り返したいとは思わない…
ともかくスマートデバイス版がうまくいって、
任天堂の営業利益が暴上げされることを願います。

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