WindowsからVNCでUbuntu 14.04にアクセス

先日Ubuntu 14.04 からVNCでWindowsにアクセス方法について書きましたが、
今回は逆のパターンです。
WindowsからVNCでUbuntu 14.04にアクセスしてみます。
なお前回WindowsにUltraVNCを入れたので、それを前提とします。

実はUbuntu 14.04には[デスクトップの共有]アプリケーションなるものが
デフォルトで利用可能となっており、
デスクトップ左上の[コンピュータとオンラインリソースの検索]アイコンをクリックして
検索窓に”vino”と入力すると現れます。
そこで[他のユーザが自分のデスクトップを表示できる]と
[他のユーザがデスクトップを操作できる]を有効にし、
[パスワードの入力を要求する]をチェックしてパスワードを設定しておけば、
WindowsのUltraVNC ViewerからUbuntuのデスクトップに
先の記事の用な使い勝手でリモートログインできます。
ただし、セキュリティモジュールが問題を抱えているのか、

$ gsettings set org.gnome.Vino require-encryption false

で無効にしてやらないとつながりません。
まあでも非常にお手軽につながって便利です。

ここで終わってしまうのも何なので、
普通のVNCサーバを使う方法についても書いてみます。

Ubuntu 14.04で以下を実行してVNCサーバをインストールします。

# apt-get install vnc4server

一般ユーザで

$ vncserver

を実行すると初回のみ(正確には”~/.vnc/passwd”ファイルがない場合)
対話式にパスワードの入力を2回求められるので、
任意の文字列を指定します。これでサーバが立ち上がりました。
WindowsでUltraVNC Viewerを立ち上げ、
[VNC Server]に

<UbuntuマシンのIPアドレス>:1

を、[Password]に先に指定した文字列を入力すれば
コンソールウィンドウが1つ開いた殺風景なリモートデスクトップが表示されます。
サーバを落とすには

$ vncserver -kill :1

を実行します。
なお‘:’の後にある数字は言わばセッションID(正確にはディスプレイ番号)で、
指定しなければ”vncserver”実行時に表示されるので、
‘1’以外の場合は適宜読み替えてください。
またリモートデスクトップの解像度等設定を変えたいなら、
“vncserver”実行時に引数で指定するか”~/.vnc/xstartup”ファイルを編集することになります。
もしUbuntu起動時に自動起動させたいなら、
自力で”/etc/init.d/vncserver”ファイルを作成して

# update-rc.d vncserver defaults

すればいいと思います。

ちなみにVNCの通信は暗号化されていません。
LAN内でならそう気にする必要もないかもしれませんが、
経路にインターネットが含まれるなら、
sshでトンネリングしてセキュアにすることをお勧めします。
昔に私が書いた記事があるのでそちらを参考になるでしょう。

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