Lollipopが来る前に

LollipopことAndroid 5.0がいよいよ私のNexus7(2013/WiFi)にも届きそうです。
多分問題ないとは思いますが、
もしLollipopが気に入らなかった場合に備えて
バージョンダウンができることを確認してみました。

実は歴代のNexusのリリースされたファームウェアはすべて
Factory Images for Nexus Devicesからダウンロード可能で、
きちんと手順を踏むことで古いバージョンに書き戻すことが出来ます。
ただしユーザデータはすべて消えて初期化されてしまいますが。

私の手元にあるNexus7(2013/WiFi)用のファームウェアは
[Factory Images “razor” for Nexus 7 [2013] (Wi-Fi)]の項目に当たります。
最新のKItKatは[4.4.4 (KTU84P)]ではありますが、
今回は最古の[4.3 (JSS15Q)]に書き戻してみます。
“razor-jss15q-factory-4f77b811.tgz”をダウンロードして以下を実行します。

$ tar zxf razor-jss15q-factory-4f77b811.tgz
$ cd razor-jss15q

ここからはAndroid SDKに含まれるツールが必要になりますが、
それは既にインストールされていてその”platform-tools”ディレクトリに
パスが通してあることを前提とします。
環境をまだ整えていない方は私の過去の投稿等を参考に構築してください。
またNexus7でUSBデバッグが利用可能になっている必要があります。
こちらも私の投稿1投稿2あたりを参考にしてください。
で、以下を実行します。

$ adb reboot bootloader
$ fastboot oem unlock

これでNexus7に変わった画面が表示されているはずなので
[音量アップ]キーを1回押して[Yes]を選択し、[電源]キーを短く押して実行します。
その後

$ ./flash-all.sh

を実行してファームウェアを書き換えます。
結構時間がかかるので、タブレットは満充電した上でACアダプタを付けっぱなしにし、
書き込み中はタブレットにもPCにも触らない方が無難です。
書き込んだAndroidが立ち上がってきたら各種設定を行い、
USBデバッグを有効にしてから

$ adb reboot bootloader
$ fastboot oem lock

を実行すれば完了です。

戻せる保証があればこそ、安易にアップデートできるというものです。
なお古いファームウェアで使っていると、新しいのがありますと常に通知されるので、
それをキープしたいのなら間違ってアップデートしないように注意しておく必要があります。
簡単に元に戻せるとしても工場出荷状態には戻ってしまうわけですし。