二端子二色のLED

DELLのPCのOPTIPLEX7010(SMALL FORM FACTOR)の中身を見ていたときのことです。
薄型光学ドライブとHDDを外さないとメモリを挿せないコンパクト設計なのですが、
メモリスロットの近くにフロントパネルにある電源スイッチへとつながるケーブルが挿さっています。
テクニカルガイドブックの8ページ目の”18 – Power Switch Connector (PWR_SW)”です。
このコネクタ、5ピン(3×2ピンで1つがピンなし)で、赤と黄色が短絡されており、
電源スイッチはこれらと黒が短絡されて動作するように結線されています。
この端子間には通常3.3Vがかかっていますが、赤の方がGNDなのは私の気のせい?
そして残りの2ピンは電源スイッチの表面についたLEDにつながっています。
電源スイッチの片側にだけ2ピンを使っている理由は分かりませんが、
特に不思議な作りではありません。

しかし組み立てて次に電源を入れたときにすごいものを見てしまいました。
そのLEDは電源オン状態で通常白く光っているのですが、
起動時に赤茶色にも光るのです。
よくある二色のLEDは三端子なり四端子なりあって、
電圧を掛ける(より正確には電流を流す)端子を変えることで違う色を光らせるのですが、
二端子でどうやって二色を切り替えるの?

まあ電子系の私には電流の方向で切り替えているんだろうとすぐに思い当たりはしました。
大雑把に言うとLEDはその二端子にある方向の電流を流すことで光り、逆方向だと光りません。
つまり互い違いにLEDを二つ並べ、電流の方向で二色を切り替えることは理論上可能です。
そして世の中を調べてみると二端子二色のLEDは製品として存在する様です。
ひょんなことから勉強になりました。

広告