Ubuntu 14.04 にVirtualBoxを

いろいろと都合があってWindows+VMware Player上で動作する仮想マシンを
Ubuntu 14.04 +VirtualBox 4.3 な環境へ移行させてみました。

まずはUbuntuへのVirtualBoxのインストールです。
VirtualBoxのダウンロードサイトにも書かれていますが、
以下を実行しました。

# echo 'deb http://download.virtualbox.org/virtualbox/debian trusty contrib' >> /etc/apt/sources.list
# wget -q http://download.virtualbox.org/virtualbox/debian/oracle_vbox.asc -O- | apt-key add -
# apt-get update
# apt-get install virtualbox-4.3

次いで仮想マシンの変換です。
WindowsにVMware Playerを入れていると、その中にovftoolなるものがあります。
これがコンバーターです。
変換したい仮想マシンの構成ファイル(vmxファイル)が存在するフォルダで
コマンドプロンプトを開き、以下を実行することで可能です。

"C:\Program Files\VMware\VMware Player\OVFTool\ovftool.exe" <変換元vmxファイル>  <作成するovfファイル>

出来上がったovfファイルと、新たに生成されたvmdkファイルとisoファイル(タイムスタンプで判断)を
Ubuntu側にコピーしてUbuntuのGUIで[ファイル]アプリケーションを開いて
そのovfファイルをダブルクリックすると、
VirtualBoxが立ち上がって[仮想アプライアンスのインポート]ダイアログが表示されるので、
都合に合わせて設定をいじり、インポートを実行すると見事仮想マシンが動くようになりました。
移行したのはUbuntuの32bit版で、最初エラーで起動できなかったものの、
VBox.logで原因がネットワークっぽかったので[設定]メニューの[ネットワーク]で
アダプタを無効にするととりあえず使えるようになりました。

次にUbuntuの64bit版をもっていこうとしてトラブルに見舞われました。
VirtualBoxで起動しようとすると

仮想マシン"****"のセッションを開けませんでした。
VT-x is desabled in the BIOS.(VERR_VMX_MSR_VMXON_DISABLED).

と出てきて起動できません。
作業しているこのPC、訳あってBIOSが弄れなく、VT-xを有効にできません。
なので

$ VBoxManage modifyvm <仮想マシン名> –-hwvirtex off
$ VBoxManage modifyvm <仮想マシン名> –-vtxvpid off

を実行してどうにかなることを期待するも、
先のエラーは出なくとも、仮想マシンはしっかりフリーズしてしまいます。

そもそも仮想マシンの新規作成時に[タイプ]を”Linux”にしても
[バージョン]に64ビットと書かれたものがありません。
で、調べてみると64bit版のゲストOSはVT-xが有効になっていないということを
今更ながら知りました。なんてこったい。
これはVMware Playerでも同様で、VirtualBoxが悪いわけではなく、
ハードウェア的な制限事項のようです。
ということで私のチャレンジはここで終了です。

ところでovftoolによる変換にはそれなりの時間と空きディスク容量が必要です。
ovftool実行中に[Ctrl]+[c]で中止したりすると、
途中経過が削除されてしまうので、余裕をもって作業しましょう。
またUbuntuにコピーしたovfファイル等は途中生成物なので、
インポート後はもはや必要ないようです。

最後になりますが、一応VT-xを有効にしたホストUbuntu(64ビット)+VirtualBoxでなら、
ゲストUbuntu(64ビット)をインポートして特に問題なく動作することを
確認できたことを加筆しておきます。
また私同様linuxはsshでコンソールにログインできるだけでOKというような方向けに、
ゲストOSをコマンドラインからヘッドレス(モニタなし)で起動したいときは

$ VBoxManage startvm <VM名> -type headless

を実行すればいいということも付け加えておきます。

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