Xbox One 発表

3ヶ月前に発表されたPS4の後を追うように
マイクロソフトから次世代Xboxが発表になりました。
その名も”Xbox One”です。

さて、処理能力にかかわる部分を見るとPS4とXbox oneで似ている部分と異なる部分がありますので、
現在明らかになっている範囲で読み解いてみます。
ただし、以下に書くことは私の予想が含まれているので正しくないかもしれません。
そのあたりご容赦ください。

CPUについてはどちらもAMDのJaguarで、
いろいろな事情を考慮すると選択肢は限られるのでかぶるのは致し方ないことです。
これによりどちらも現行機種への後方互換性をあきらめました。
PS4の場合はPS3のCPUの特殊性からきたあきらめで、
互換性はクラウド側で何とかするという割り切りが見て取れます。
しかしXbox OneはCPUだけ見るとやる気があれば
ソフトウェアエミュレーションも不可能ではないと思われ、
Xbox(Intel x86)→Xbox360(Power PC)でいくつかの旧機種用ゲームを動かしていたのと
逆のパターンでXbox360(Power PC)→Xbox One(AMD x64)も何とかしそうなものですが、
どうもあえてやらないような印象を受けます。
これはすなわち、マイクロソフトは前だけを見ていて
Xbox Oneに相当に自信を持っているのはと推しています。
ところでCPUはJaguarを8コアと両者で同様になっていますが、
動作クロックはPS4(2.0GHz)がXbox One(1.6GHz)より高速です。
また、Xbox Oneが4コア×2の構成であることをあきらかにしていますが、
PS4は単に8コアと言っています。
Jaguarのアーキテクチャを考えるとPS4も4コア×2の構成であるとは思うのですが、
PS4は1チップ、Xbox OneはMCMで2チップなのかもしれません。
PS4についてはメモリ周りからしてCPUにはかなりのカスタマイズがかかっていることは確実で、
8コアの1チップ化をしているので単に8コアだといっているのでしょう。
対してXbox Oneは市販チップを使っている可能性もあると予想しています。
つまり、コストに関しては処理速度の比以上にXbox Oneの方が安いのではないでしょうか。

CPUがAMDのJaguarということは自然APUを積んでいるということであり、
つまりGPUもこの中に含まれているということになります。
処理能力はPS4(1.84TFLOPS)がXbox One(1.2TFLOPS)より高速です。
もしXbox OneがAPUの2個構成とすると、
GPUも2つに分かれることになるのでCrossFireXなのかもしれません。
そうなるとXbox OneのGPGPU利用がどうなるのかがちょっと気になります。

メインメモリについてはPS4もXbox OneもCPUとGPUの共有メモリ方式で8GB積んでいます。
ただし、Xbox OneがDDR3(68GB/s)なのに対し、PS4はGDDR5(176GB/s)でより高速です。
コスト的にはXbox Oneのほうが恐ろしく安くつきそうです。
Xbox OneがAPUの2個構成なら、APU1つにつき2チャンネル、
合計4チャンネルで1チャンネルあたり容量2GB、転送速度17GB/sということになるでしょう。
これはPC3-17000(DDR3-2133)の転送速度と一致します。
4Gbitのチップを使うとして全部で16個のメモリチップが必要になります。
APUの周りに大量のメモリチップが載るのはPS4と同様でしょう。

APUはいわゆるサウスブリッジの機能を統合しており、
もしXbox Oneが2APU構成だとすると、
ブルーレイドライブ、HDD、USB3.0、LANなどのI/O関連は片方のAPUにかたまっていて、
もう片方のその部分は無駄になります。
それを考えると1チップにまとめるという方向性もあるとは思うのですが、
使わない部分の電力は落とせるでしょうし、
開発コストとの兼ね合いで2チップでもかまわないような気もします。

Xbox Oneの映像出力は当然HDMIなのですが、
PS4と異なり、というかあらゆる機器のかなでも非常に珍しくHDMI入力ポートを備えています。
どうもテレビチューナの出力をHDMIで受けて
テレビ番組にいろいろ情報を修飾表示するようなことを想定しているようですが、
使い方によってはもっと面白いこともできそうです。
個人的にHDMIキャプチャボードで快適な環境を構築したりして遊んでいるので、
HDMI入力は大歓迎です。

HDMIで入力した映像の録画ができるとは思えませんが、
Xbox Oneでは少なくともゲームのプレー動画が録画でき、ネットにアップできるようです。
PS4にも同じような機能があります。
個人的には他人のプレイ動画を見ようと思わないですし、
自分のプレーを他人に見せたいとも思わないので興味のない機能ではあります。
手軽にプレー動画がアップできるのは利便性が高くていいのかもしれませんが、
どうでもいい動画ががんがんアップされるのもちょっと困りものかと。

今度は標準で付いてる新Kinectについてですが、
個人的にはKinectなゲームを遊びたいとはあまり思いません。
音声操作やジェスチャー操作ができるのは便利かもしれませんがいまいちピンときません。
というのも私はiPhoneでもsiriとか使いませんので違和感ありまくりです。
Xbox Oneには標準でキーボードやポインティングデバイスが見当たらないので、
もしかして文章入力も音声認識でどうにかするということでしょうか。うーん、私の好みではありません。
あと、でかそうなので置き場所に困りそうです。
置き場所といえば本体もかなりでかそうです。
正確な大きさはわかりませんが、昔のVHSビデオデッキくらいありそうに見えます。
日本の住環境など無視ということでしょうね。

ところで、PS4は発表時にSony自身がゲームマシンだと宣言していましたが、
Xbox Oneの位置づけはエンターテインメント端末ということです。
そういうこともあってかXbox Oneでは3つのOSが動作しており、
そのひとつはWindows8だそうです。
Windows8上でなら大量の出来合いのアプリケーションが使いまわせるので、
できないことなどほとんどありません。
Skypeなんかは多分Windows8上で動いているのでしょう。
もしこれが完全なフル機能のWindows8だとすると、
Mac miniのような感じで使えそうでかなり興味があります。

こうしてみてみると現時点では私にとってはPS4よりXbox Oneの方がはるかに魅力的です。
本体だけのコストではXbox Oneがはるかに安そうですが、
Kinectがあるので価格的には同じぐらいになりそうな気もします。
今回はPS4もXbox Oneも後方互換性を捨てたので発売時点では過去の資産が役に立たず、
しかも旧機種(現行機種)も併売してそちらにも新作ゲームも出して行くということなので、
もしかするとロケットスタートをするつもりがなく、無理をして低価格にしてこないかもしれません。
ということで発売日あたりの売れ行きが気になるところです。
私はゲームに関してはWiiU(+ピクミン3)とNintendo3DSでとりあえず満足しているので、
発売日近辺の購入はないでしょう。

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