PQI Air Card 買っちゃった

PQI Air Card買っちゃいました。
16GBの純正マイクロSDHCカード(Class10)とのセット品です。
というのも、PQI Air Cardで使うマイクロSDカードはSDHC規格の4GB以上なものでなければならず、
私の手元には最大でも2GBのマイクロSDしかなく、
少なくとも別途マイクロSDHCメモリを調達する必要があったためです。
どうせ買うなら相性がよいはずの純正品を使った方がいいですし、値段的にもお手ごろですし。

使う前にまずは準備です。
AndroidならGoogle Play、iOSならApp Storeで”aircard+”を検索して
“PQI Air Card+”アプリケーションをインストールします。
で、マイクロSDカードをPQI Air Cardに挿し込み、それをカメラに挿してカメラの電源を入れます。
以後私が動作確認に利用しているのは特に断りのない限りLumix GF1ですが、
同時にG1,GH1,Nintendo3DS,
SDHCカードリーダー付きPC(Windows)に挿した場合でも特に問題なく動作はしています。
話をもどしますが、この状態でスマートフォン等の無線LANの接続先SSID(Wi-Fiネットワーク)を
“PQI Air card”に設定し”PQI Air Card+”アプリケーションを起動すると、
カメラで撮影した写真の閲覧やAircard本体の設定が可能になります。
カメラで撮影すると数秒後にはその写真がスマートフォン側に表示されますし、
スマートフォンにダウンロードしてしまえば写真は好き勝手にできるのでなかなか便利です。
ただし、写真の枚数が多くなると起動してから一覧表示されるまでに時間がかかるようになります。

なお最初にアクセスしたらセキュリティを確保するためにSSIDを変更してパスワードを設定しておきましょう。
この変更が有効になるのはAir Cardの次の電源オン時のようですので、
カメラの電源を入れ直し、スマートフォンのSSIDから設定しなおしましょう。
もしパスワードが分からなくなったら、
カメラを写真再生モードにして”Factory Reset”と書かれた赤い画像
“DCIM/199_WIFI/WSD00003.JPG”を削除して
カメラの電源を入れなおすことで、工場出荷状態に戻すことが出来ます。
ここでの削除作業はPCでも何でもいいのですが、
マイクロSDカード単体で認識させてファイルを消すのではなく、
マイクロSDカードをAir Cardに挿してAir CardをSDカードとして
認識させた状態で削除することを意味しますので念のため。

専用のアプリケーションがないPC(Windows)やNintendo3DSでも
無線LANが付いていれば利用は可能で、
その場合はSSIDを設定してからウェブブラウザで”http://192.168.1.1″にアクセスすることになります。
Nintendo3DSの場合アクセスポイントの設定時にインターネットに接続できない旨のエラーが出ますが、
かまわずURLを打ち込めばアクセスは可能です。
ただし登録している3つの接続先の明示的な切り替えが出来ないため、
他のアクセスポイントの電源を切る等の対処が必要になるかもしれません。

ちなみにGF1は5分間の無操作でパワーセーブモードに落ち無線LANも切断され、
そのタイミングでスマートフォンが別のアクセスポイントをつかんでしまうと、
もう一度SSIDの設定からやり直さなければアクセスできないので、その切り替えは結構面倒です。
そういう面ではPCやNintendo3DSに挿しておけば勝手に電源が落ちなくて便利です。
特に3DSなら写真も取れますし。

ホットスポットへの接続、
というか単にインフラストラクチャモードのクライアントとして動作させることも可能で、
“PQI Air Card+”アプリケーションの[設定]ページでアクセスポイントのSSIDと、
必要ならWPAのパスワードを設定しておいて、
同ページの[ホットスポットに接続]ボタンをタップするか
“Connect to Hotspot”と書かれた緑の画像”DCIM/199_WIFI/WSD00002.JPG”を
削除するかしてモード移行できます。
ただし、インターネットにつながったからといってAir Cardが自立的に何かしてくれるわけではありません。
Eye-Fiは自動的に写真をオンラインストレージにアップロードしてくれますし、
Flucardは振ることでアップロードできますが、
Air Cardにそういう機能はなく、Wi-Fi接続による外部機器からのコントロールがなければ何もできません。

ウェブサーバやftpサーバの機能はあるので、
それ経由でダウンロードするようなソフトウェアをスマートフォンやサーバマシンに作りこむのは可能ですが、
Air Cardのホットスポット接続機能には固定でIPアドレスが設定出来ないのでいろいろと面倒です。
Air CardにはIPv6アドレスを割り当てられませんし、
DHCPでグローバルIPアドレスを割り当てる環境なんてなかなか準備できないので、
インターネット上のVPSで画像を吸い取るスクリプトを動かすなんてのも一筋縄では動かせません。
結局ホットスポット接続機能を活かすにはAir Card側にいろいろ実装していかないと実用になりません。
まあ、Air Card自身は組み込みLinuxで、しっかりtelnetでログインできますから
改造していろいろやらせることは出来るのでしょうけど。