Google Drive

数年前からうわさになっては消えを繰り返していた
GoogleのオンラインストレージサービスGoogle Driveがいよいよ公開されました。
昨月末に、今月第3週に発表があるらしいとのうわさがたっても
どうせガセだろと気にもしてなかったのですが、
対抗するDropboxが急にアップデートをやりだしたり、友達紹介キャンペーンの容量増量が2倍になったり、
SkyDriveがリニューアルしたりと周りがあわただしくなったので、
今回は本当かもと思えるようになっていました。
まあ発表は第4週でしたので、
その前の週末にはやっぱり単なるうわさに過ぎなかったんだとは思ってました。

このGoogle Drive、Google Appsの設定の
いままで”Docs”だったところが”Drive and Docs”に変わっていることから考えて、
“Docs”で保存できるファイルの種類が増えたという趣旨なのでしょう。
あとはDropboxのようにバージョン管理ができ、
Google Waveのように共同作業ができ、
共同作業の際にはチャットもでき、
他の多くのオンラインストレージのように共有ができ、
Googleらしく検索は強力でGmailやGoolge+との連携もできて、
ついでにファイルへのアプリケーションの関連付けも可能ということで、
これはオンラインストレージというよりもオンラインデスクトップなのかもしれません。
アプリケーションについてはデベロッパーをみると
ウェブアプリケーションとして実装すればいいようですので、
対応アプリケーションの種類が増えれば
ほとんどデスクトップのような感覚で使えるようになるわけです。
GoogleではChrome OSのマルチウィンドウ化が進んでいますが、
Chrome OSのための布石としてGoogle Driveがあるのだと予想しています。

もちろんGoogle Driveにはオンラインストレージの側面もあり、
ファイル転送専用アプリケーションの各種OS版が用意されています。
無料で5GBというとまあまあのサイズですので、
ファイル置き場として便利に活用できそうです。

それはいいとして、早速使ってみることにしました。
まずは通常のGmailアカウントからです。
ブラウザから普通にログインした状態でGoogle Driveを開くと
“まだ Google ドライブの準備が整っていません”の文字が…
しょうがないので使えるようになったらメールをもらうように[通知する]を押してあきらめました。
後日メールが届いたので再びアクセスして使えることが確認できました。
見たところまるっきりGoogle Docsですね。
というか、メニューのいままで”Documents”だったところが”Drive”に置き換わっています。
単なるオンラインストレージではないことが言いたいのかもしれません。

Windows用の専用クライアントも用意されていますが、
そういう使い方をするつもりもないので、
とりあえずGoogle Chrome上でどんなことができるか試してみることにしました。
PDFファイルをドラッグ&ドロップで放り込むとアップロードできて、
アップロードしたものを開くとChrome上でPDFが開けます。
Excelファイルも同様で旧Google Docs(今後なんて呼ぶんだろう?)で開けます。
JPEGファイルについては標準の”Google ドライブ ビューア”が開きますが、
Chrome ウェブストアのGoogle Drive対応アプリケーションのコーナーから
“PIXLR Editor”をインストールした上(一度ログオフ等が必要)でなら、
コンテキストメニューの2つ目の[開く]から[PIXLR Editor]を選択することで、
“PIXLR Editor”でそのJPEGファイルを開いて編集できます。
他の種類のファイルについても同様でしょう。
またDrive対応でかつファイルの新規作成が可能なアプリケーションなら
メニューの[作成]からファイルの生成ができるようです。
まだDrive対応アプリケーションは少ないですが、どんどん便利になりそうな予感がします。
なお、Google Driveからのダウンロードはドラッグ&ドロップでは無理で、
右クリックのコンテキストメニューから行います。

次にGoogle Appsのアカウントの方はというと…
“Google ドライブは***** ドメインで使用開始されていません”とか
“Google Drive is not yet enabled for the ***** domain.”と表示されてまだ使えません。
Google Appsのウェブメールにログインしている状態で
[設定]アイコンの[Manage this domain]メニューを開き、
[Organization & Users]メニューの[Services]タブを見ると”Drive and Docs”はすでに有効なので、
あとはGoogleのがんばり次第でしょう。

と思ったら、なるべく早く使える方法を見つけました。
先のドメイン管理ページの[Domain Settings]メニューの[General]タブで、
[New User Features]を”Rapid Release”にしてから
Google Driveにアクセスすると通常Gmailアカウントと同じように
“まだ Google ドライブの準備が整っていません”と表示され、
[通知する]ボタンもあったので押しておくと
1日ほどで使えるようになりました。
めでたしめでたし。