SUPERBOWL XLVI

いや、今年のSUPERBOWL面白かったですね。
ペイトリオッツVSジャイアンツということで、
手堅くそつのない試合運びになるかと思っていましたが、
ペイトリオッツ最初の攻撃でセイフティで先制を許したところからして、
なかなか面白い展開となりました。
2週間前のカンファレンスチャンピオンシップからそうでしたが、
QBブレイディの調子があまりよくなさそうというのは
波乱を予感させるのに十分でした。
結果、21-17でジャイアンツがペイトリオッツを返り討ちにしました。

全体的にはミスの少ないしまったディフェンスゲームだったように思います。
この流れがペイトリオッツを不利にしたような気がします。
TEグロンコウスキーが怪我のため本調子ではなく2度しかパスキャッチしませんでした。
ディフェンスとしてはパスプレー時にマークせざるを得ないため、
囮としては十分役に立ったのかもしれませんが、
シングルカバーで十分となればディフェンダーを他にまわせますし、
そもそもジャイアンツの強力ディフェンスライン陣があれば
ブリッツなしでもブレイディにプレッシャーをかけられますし、
そうすればラインバッカーをパスカバーにまわせますし、
パサーのブレイディを抑えるにはいいかんじだったのでしょう。
ブロンコス戦で見せたTEヘルナンデスをRBにして走らせるようなプレーを
織り交ぜてこなかったのがちょっと不思議でしたが、
グロンコウスキーがパスターゲットになり辛い状況を鑑み、
ヘルナンデスを消耗させたくなかったのかもしれません。

ジャイアンツの目線から見ると、
中盤ブレイディをまったくとめられない時間帯もありましたが、
試合終盤は完全に抑えていました。
そして、攻撃はランで十分に時間を使う戦略が功を奏したのでしょう。
Q4の最後の攻撃は奇跡的なものがありました。
2点ビハインドの最後の攻撃、
すべてはWRマニンガムへのロングパスが成功し、
ついでに、それに対してペイトリオッツHCベリチックが
アウトオフバウンズだとチャレンジして失敗したことで流れが決まったような気がします。
もともとランはコンスタントに出ていたので、
こうなるとパスは一切なし、時間を目いっぱい使いながらランプレーでごりごり押して、
最後数秒残してフィールドゴールというのが理想的な展開だとは思いますが、
何を血迷ったかRBブラッドショーが1分程残してわざとらしくタッチダウンしてしまいました。
走路がきれいにあいてしまったというのもありますが、
後で考えると、あれはペイトリオッツがわざとあけたのではと勘繰っています。
というのも、残り10ヤードなく、しかも2分なく、
攻撃側は時間を使いたがっており、
ランプレーは確実でターンオーバーの可能性は低く、
FGが失敗する可能性は殆どないあの状況では、
さっさとTDさせて次の攻撃に賭けるほうが得策だったと思えます。
1分とタイムアウト1回あれば、ブレイディをもってすればTDも十分可能でしょうし。

ところがブレイディの調子が悪く、
それに引きずられてペイトリオッツのオフェンス陣の調子も悪くなり、
結局大して進めず最後にヘイルメリーパスを投げて試合終了ということになりました。
ジャイアンツとしては本当はヘイルメリーさえも投げさせない展開にすべきだったのでしょう。
もしこれがカンファレンスチャンピオンシップなら、
確信犯的にやってしまったブラッドショーはものすごく怒られていたでしょうが、
まあSUPERBOWLに勝ったので結果よければすべてよしで済んでしまうでしょうね。
逆にSUPERBOWLじゃなかったらブラッドショーはダウンしたと思いますが。

結局のところ今年のSUPERBOWLはブレイディとグロンコウスキーの
調子が悪かったことに尽きるように思います。
勝負事にたらればは禁物ですが、
グロンコウスキーが万全でブレイディが最初にインテンショナルグラウンドを取られなければ、
結果はまったく違っていたでしょう。
また、ペイトリオッツはSUPERBOWL前日にディフェンスの選手を一人増やしたいがために
ワイドレシーバを一人解雇したそうです。
こういう人を大切にしない態度が間接的に影響した可能性もあると思います。

さて、来年のSUPERBOWL XLVIIはニューオリンズでの開催ということで、
セインツは出てこないことが確定(?)ですが、
個人的にはブロンコスVS49ersが見たいですね。
来シーズンのQBティーボウの活躍に期待です。

ところでマドンナのハーフタイムショーはすごかったですね。
例年ハーフタイムショーはまともに見ないのですが、
今年はなかなかのものでした。

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