VLANスイッチ

VLANというとciscoのcatalystを連想してしまう古い世代な私だったりしますが、
最近はVLAN対応のスイッチもわりと簡単に入手できたりします。
とはいっても普通の人には必要ない、
というより必要としている人がなかなか見当たらないため、
市販してもほとんど需要がないのでしょう、
叩き売られていたっぽいSW-0008F2を思わず購入してしまいました。
ポートVLANのみのスイッチなら私も全く要らなかったのですが、
タグVLAN対応品ということでちょっと遊んでみようかなと。

手元に届いて動作確認もせずにいきなり分解してみると、
2チップ構成で、スイッチ機能を司っているっぽいチップは
ヒートシンクが付いていて正体不明ですが、
もうひとつは初めて聞く名のIC+社製のチップです。
ということで前者も多分IC+社製なのでしょう。

折角なので設定方法も紹介しましょう。
工場出荷状態のSW-0008F2は
IPアドレスが”192.168.2.1″、サブネットマスクが”255.255.255.0″になっているので、
同一サブネットなIPアドレスに設定したPCとイーサネットケーブルで接続して、
ウェブブラウザで”http://192.168.2.1″を開きます。
ユーザ名”admin”、パスワード”admin”でログインできます。
最初に[Administrator]-[System IP Configuration]メニューを開いて
[IP Address]、[Subnet Mask]、[Gateway]を設置環境に合わせて変更し
[Update]をクリックします。
以後、ここで指定したIPアドレスをウェブブラウザで開くことで
設定ページにアクセスできます。

ではVLANを設定しましょう。
3,4番ポートを1つのグループ(VLAN ID=2)、
5,6番ポートを1つのグループ(VLAN ID=3)、
7,8番ポートを1つのグループ(VLAN ID=4)とし、
2番ポートはタグ付きのVLANパケットを流して
他のVLAN対応スイッチと接続するように設定してみます。
[VLAN Setting]-[VLAN Mode]メニューで[Change VLAN mode]ボタンをクックして
[VLAN Mode]が”Tag Based VLAN”になるようにします。
[Tag Mode]が現れるので
Port 03 から 08 までを”RemoveTag”に、
Port 02 を”AddTag”に設定して[Update]ボタンをクリックします。
次に[VLAN Setting]-[VLAN Member]メニューで
[VID]に”2″、
[VLAN Member Port]の02,03,04をチェック、
[VID Source port]の03,04をチェックして
[Add]ボタンをクリックします。
同様に[VID]に”3″、
[VLAN Member Port]の02,05,06をチェック、
[VID Source port]の05,06をチェックして
[Add]ボタンをクリックします。
また[VID]に”4″、
[VLAN Member Port]の02,07,08をチェック、
[VID Source port]の07,08をチェックして
[Add]ボタンをクリックします。
この結果、
[Port VID Map.]が

Port 01 02 03 04 05 06 07 08
VID 2 2 3 3 4 4

[VLAN MEMBER]が

Port 01 02 03 04 05 06 07 08
VID=2 v v v
VID=3 v v v
VID=4 v v v

のように表示されて期待の動作をするようになります。
ちなみに特に設定していないポートのVLAN IDは4095と扱われるようです。

最後に、最近のイーサネットアダプタにはVLANタグ付きパケットを
勝手に破棄するものが少なからず存在するようです。
私もはまりました。
何か設定等あるのかもしれませんがわからなかったので
とりあえず古いUSB接続のイーサネットアダプタで動作確認しました。